2008年11月11日(火) 12時53分

公開前のハリウッド映画をネット無断配信の男初公判　京都地裁（産経新聞）

　日本で公開前の米ハリウッド映画がファイル交換ソフトを通じインターネット上で違法に公開された事件で、著作権法違反罪に問われた無職、平田一志被告（３３）の初公判が１１日、京都地裁（入江克明裁判官）で開かれ、平田被告は起訴事実を認めた。

　起訴状によると、平田被告は今年７月５日、ファイル交換ソフト「Ｗｉｎｎｙ（ウィニー）」を使い、日本で公開前だったハリウッド映画「ウォンテッド」をネット上に無断で公開。不特定多数がダウンロードできる状態にして、著作権を侵害した。

　公開された動画には日本語の字幕もついており、平田被告はネット上で「字幕神」などと評される有名な存在だったという。

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