2008年11月11日(火) 01時12分

＜独ポスト＞米で９５００人追加削減　競争激化で苦戦（毎日新聞）

　【ロンドン藤好陽太郎】ドイツの郵便大手ドイツポストは１０日、傘下の宅配・郵便事業会社ＤＨＬの米国事業で来年１月までに９５００人を削減すると発表した。すでに今年に入って５４００人を削減しており、計１万４９００人の大規模な合理化となる。米宅配・郵便事業から撤退し、米国発着の国際宅配事業を強化する路線に切り替える。

　ＤＨＬは米国の厳しい競争の中で、苦戦しており、今年の損失は１２億ユーロに上るとの見通しを示している。

【関連ニュース】
独ポスト：米で１万４９００人削減　業績不振で
年賀はがき：全国で発売　３９億５千万枚、初の色付きも
郵便料金割引：「博報堂」も１１００万通利用　チラシ送付
窃盗：はがき７千枚、郵便支店職員を逮捕　三重・鈴鹿
日本郵政：西川社長「民営化の成果まだ満足できず」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081111-00000001-mai-bus_all