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2008年11月11日(火) 17時41分

加藤一郎氏が死去…東大紛争時の学長、小宮山洋子衆院議員の父スポーツ報知

 民法学の権威で、東大紛争時に学長を務めた加藤一郎(かとう・いちろう)東大名誉教授が11日午前8時48分、肺炎のため東京都世田谷区の病院で死去した。86歳。東京都出身。葬儀・告別式は15日午前11時から東京都目黒区碑文谷4の21の10、帝都典礼碑文谷会館で。喪主は妻照子(てるこ)さん。

 1957年に東大法学部教授となり、68—69年の東大紛争時に学長代行、学長として収拾に当たった。政府の審議会委員を歴任し、96年には、選択的夫婦別姓の導入を法相に答申した法制審議会の民法部会長だった。小宮山洋子衆院議員(民主)の父。成城学園長なども務めた。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081111-OHT1T00201.htm