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2008年11月11日(火) 12時29分

ネット上の「字幕職人」、映画の無断配信認めるスポーツ報知

 ファイル交換ソフト「ウィニー」を使って日本公開前のハリウッド映画を無断で配信したなどとして、著作権法違反の罪に問われた仙台市青葉区の無職平田一志被告(33)は11日、京都地裁(入江克明裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴事実を認めた。

 起訴状によると、平田被告は7月上旬、ウィニーを使い、不特定多数がネット上で映画「ウォンテッド」をダウンロードできる状態にして著作権を侵害した。

 捜査段階で平田被告は「翻訳ソフトを使い、自分で字幕を付けた」と供述。映画に無断で字幕を付ける人はネット上で「字幕職人」と呼ばれ、中でも平田被告の字幕は評価が高かったとされる。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081111-OHT1T00167.htm