島根県川本町に自生する絶滅危惧(きぐ)種のイズモコバイモなど希少な山野草の保護をテーマにした「全国コバイモサミット」が14、15の両日、同町の悠邑ふるさと会館で開かれる。
メーンの15日は、午前9時半から広島大の関太郎名誉教授が島根県西部の貴重な植物群について講演。庄原市総領町や広島県北広島町の団体がセツブンソウやサクラソウ保護の事例を報告する。イズモコバイモ群生地(開花期は3月)の見学もある。無料。
14日は自然保護活動について語り合う交流会があり、参加費は飲食代込みで4000円。両日とも申し込みが必要。町政策推進課=電話0855(72)0634。
【写真説明】川本町に自生する絶滅危惧種のイズモコバイモ