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2008年11月10日(月) 21時23分

露鵬と白露山が1億円損賠提訴、薬物検査で精神的苦痛と読売新聞

 大麻吸引の陽性反応が出たとして日本相撲協会を解雇された大相撲の元露鵬(ろほう)(28)と元白露山(はくろざん)(26)のロシア人兄弟が10日、同協会再発防止検討委員会が行った薬物検査で精神的苦痛を受けたとして、同委委員4人に計1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴えられたのは、委員長を務めた伊勢ノ海親方ら。訴状によると、同検討委は9月2日に薬物使用の有無を調べる簡易検査(尿検査)を実施し、露鵬と白露山に大麻の陽性反応が出た。「検査を受けていない力士がいるなど手続きがずさんだったのに、自分たちだけが解雇され、名誉を傷つけられた」と主張している。

 日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)の話「法的にきちんと対応していきたい」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081110-00000052-yom-soci