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2008年11月10日(月) 00時00分

定年後Uターン希望者が半減中国新聞

 岡山県外に住む県出身の団塊世代を対象にした県のアンケートで、定年後にUターンを希望する人の割合が6.4%にとどまり、前回調査(2005年)の約半分に減少した。県は「高齢者雇用が浸透し、働き続ける人が増えた影響」とみている。

 アンケートは、今年5月に実施。県立高校の38同窓会の協力で、1947—51年度に生まれ、県外に住む団塊世代2334人から回答を得た。

 このうち岡山県へのUターンについて、「定年を機にしたい」と答えたのは6.4%(前回13.6%)。「早急に考えている」は1.0%(同2.1%)、「いずれしたい」は9.3%(同11.5%)でいずれも減った。逆に「今のところ考えていない」は69.0%(同55.4%)と増加した。

 Uターン先の必要条件(複数回答)については、病院や交通の便などの「生活環境」を挙げた人が37.4%(同18.7%)で最も多かった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811100009.html