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2008年11月10日(月) 00時00分

県立広島商に実習店オープン中国新聞

 接客・販売を実践から学ぶ高校内の常設店舗が、広島市中区舟入南の県立広島商業高にオープンした。全国の高校生が企画、開発した食品や日用雑貨を仕入れ、販売する。広島県教委によると、高校内の常設店舗は全国で初めて。

 店舗名は「HAPPY SMILE HIROSHO(ハッピー・スマイル・ヒロショー)」。校舎1階の教室(広さ約100平方メートル)を改装し、正門脇に専用門も設けた。平日午前10時から午後4時まで営業し、生徒が交代で店頭に立つ。定期試験と、夏休みなどの長期休暇の期間は閉店する。

 店内には、萩商工高(萩市)考案の弁当「甘鯛(あまだい)めし」▽千歳高(北海道千歳市)が商品化した洗顔用石けん▽川之石高(愛媛県八幡浜市)の生徒が育てたミカン—など約200品目が並ぶ。生徒が仕入れ、接客、売れ行きをチェックする商品管理を一括して担う。

【写真説明】法被姿で元気よく接客する3年生

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811100005.html