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2008年11月09日(日) 00時00分

「早寝…」テーマにシンポ中国新聞

 日本PTA中国ブロック研究大会が8日、笠岡市の笠岡総合体育館であり、5県から約2800人が参加した。「早寝・早起き・朝ごはん」をテーマにしたシンポジウムでは、子どもの正しい生活リズムを地域全体ではぐくむ大切さについて議論を交わした。

 コーディネーターの田中壮一郎・国立青少年教育振興機構理事長が「学力より体力の低下が心配」と問題を提起。脳の研究を続ける会社社長の黒川伊保子氏は「体や心をつかさどる脳の発達には12歳までの生活体験が大事。家事を手伝わせたり、手の込んだ朝ご飯を作る姿を見せたりしてもいい」と話した。

 大会では市民らが地元伝統芸能の白石踊や応神太鼓も披露。最後に「愛をはぐくむ家庭づくりを支援する活動を推進する」などの決議を採択した。

【写真説明】「早寝・早起き・朝ごはん」をテーマにしたシンポジウムなどがあった日本PTA中国ブロック研究大会

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811090064.html