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2008年11月09日(日) 00時00分

3JA連携で広島へ売り込み中国新聞

 島根県産農産物の販路拡大を目指し、西いわみ(益田市)いわみ中央(浜田市)島根おおち(邑南町)の3JAが連携して流通業界に攻勢を掛けている。このほど広島都市圏などからスーパーの仕入れ担当者たちを招いた産地見学ツアーを催し、安全性やパッケージを工夫した新商品などをアピールした。

 ツアーにはスーパーや飲食店など19社の37人が参加し、益田市でトマト、浜田市で西条柿の選果場を見学。邑南町高見では、化学肥料を減らした白ネギの畑でJA職員から「寒い邑南産は糖度が高い。霜が降りてから出荷する」などと説明を受けた。収穫も体験し、サンプルを持ち帰った。

 3JAは2006年に連絡協議会をつくり広島市のスーパーで合同の「夕市」を開くなど連携しており、今後は野菜のリレー出荷なども検討するという。

【写真説明】邑南町の白ネギ生産の現場で仕入れ担当者に特徴を説明するJA職員(手前中央)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811090060.html