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2008年11月09日(日) 21時42分

14年完了目標は堅持 海兵隊グアム移転で米高官中国新聞

 【ワシントン8日共同】セドニー米国防次官補代理(東アジア担当)は八日、在沖縄海兵隊のグアム移転が目標通り二〇一四年までに完了できるとの考えを表明した。

 在日米軍を統括するキーティング太平洋軍司令官が五日の講演で、経費増により海兵隊グアム移転が一年前後遅れる見通しを明らかにしたが、米政府としてはあくまで当初の移転目標を堅持する構えを強調する狙いとみられる。

 声明は「日本政府は一貫して沖縄の普天間基地移設は二〇一四年末までに完了するとわれわれに述べており、(セットで行われる)在沖縄海兵隊のグアム移転も(一四年までに)完了することができる」と表明、さらに「在沖縄米軍の兵力を減らしながら、抑止力を高めるという新たな体制を構築する決意に変わりはない」と在日米軍再編の必要性をあらためて指摘している。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811090294.html