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2008年11月09日(日) 19時15分

三重の相可高校が優勝…食の甲子園スポーツ報知

 高校生が3人1組で料理の腕前などを競う“食の甲子園”「全国高校生食育王選手権大会」が9日、福井県美浜町で開催された。今年の課題は「愛情たっぷり!あの人へのお弁当づくり」で、予選を勝ち抜くなどした11組の中から三重県の相可高校のチームが優勝した。

 大会では、地産地消だけでなく、彩りなどふたを開けた楽しさも考えたお弁当が披露され、参加者は「メタボなお父さんには出家するつもりでダイエットを」や「アスリートの友人にスタミナを」など、献立に込めた思いなどを説明した。

 特別審査員として料理人の神田川俊郎さんが参加。弁当に加え、アジのさばき方、リンゴの皮むき、食育クイズの合計点で勝敗が決定。

 相可高校のチームは、父母など愛情弁当の相手の写真を見せながら、三重特産のマダイを使った「愛し鯛、愛され鯛、食べてみ鯛弁当」などを披露。昨年も参加した堀江麻美菜さん(17)は「去年は準優勝で悔しかったので優勝できてうれしい」と喜びを仲間と分かち合った。

 大会は、食への関心を高めてもらおうと福井県が主催し、今回が2回目。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081109-OHT1T00208.htm