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2008年11月09日(日) 16時58分

中東和平交渉継続の期待表明へ 国連など4者が閣僚級会合東京新聞

 【シャルムエルシェイク(エジプト東部)9日共同】中東和平を支援する米国、国連など4者は9日、エジプトのシャルムエルシェイクで閣僚級会合を開いた。パレスチナ和平交渉が、仲介役の米国の政権交代後も継続されるよう国際社会の期待を表明する見通し。

 イスラエル、パレスチナはブッシュ米政権中の2008年末の和平合意を目標に掲げてきたが、達成が絶望的になったことを踏まえ、今後も和平交渉を継続すべきだというメッセージを明確に打ち出す。

 オバマ次期米大統領は和平仲介に意欲を示しているが、来年2月に総選挙が行われる予定のイスラエルでは和平消極派の政権に交代する可能性もあり、和平の行方は選挙結果に大きく左右されそうだ。

 会合にはライス米国務長官、潘基文国連事務総長らが出席し、イスラエル、パレスチナの代表がこれまでの交渉の成果を報告。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008110901000237.html