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2008年11月09日(日) 16時28分

電子入札の準備本格化 島根中国新聞

 島根県は、2009年度から導入を始める公共工事などの電子入札の準備を本格化させている。業者向けの説明などを掲載したウェブサイトを開設。11日からは県内各地で説明会を開く。

 電子入札の導入は、入札の透明性、競争性の向上や業者のコスト削減、発注者の事務処理の効率化などが狙い。県は09年度に予定価格1000万円以上の公共工事で始め、10年度にはほぼ全公共工事に拡大する方針だ。

 スムーズにスタートさせるため、県は10月末、電子入札の専用サイトを開設した。電子入札への参加方法や必要となるパソコン、インターネット環境などを説明。画面上で流れを追って電子入札を練習できるコーナーも設けた。来年3月には、入札の利用者登録を始める予定。今月11日から12月4日にかけて、県内9カ所、11回の説明会を開催し、制度の趣旨や電子入札のシステムを紹介する。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811090122.html