開業100年列車・山陰号到着（中国新聞）
ＪＲ山陰線安来—松江間が開業してちょうど100年になる８日、出雲市—京都を結んでいた夜行列車「山陰号」をモデルにした記念列車が京都から松江に到着した。安来駅や松江駅では歓迎イベントでにぎわった。24日まで両駅などで関連行事がある。
記念列車は「だんだん山陰号」。京都を７日深夜に発車、午前９時すぎに安来駅に到着した。ホームでは安来市広瀬町の「出雲尼子を興す会」の11人が武者に扮（ふん）し約140人の乗客を太鼓やほら貝で迎えた。駅舎内では安来節保存会による安来節公演もあった。
終着の松江駅でも武者姿の市民が歓迎。同駅では懐かしい厚紙のきっぷ作製機を置き、親子連れらが印刷体験をしていた。24日までの土日、祝日に受け付ける。
【写真説明】安来駅に到着した「だんだん山陰号」を迎える武者姿の市民