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2008年11月09日(日) 16時28分

「子育てひろば」検証の時期中国新聞

 子育て中の親たちが集うオープンスペースなどの「子育てひろば」の在り方を考える研修セミナーが8日、広島市中区の広島国際会議場であった。子育て支援をする団体のメンバーや母親たち約150人が参加した。

 こども未来財団(東京)と特定非営利活動法人(NPO法人)子育てひろば全国連絡協議会(横浜市)が主催。基調講演した武蔵大人文学部の武田信子教授は「ひろばの質を考える時期にきた。地域の実情に合うよう、地域で常に検証し続けてほしい」と強調した。厚生労働省少子化対策企画室の朝川知昭室長も、少子化の現状や子育て支援事業について報告した。

 続いて3つの分科会があり、オープンスペースなどを手掛ける団体や行政の担当者らが事例を報告。ひろばの意義や役割などについて議論を深めた。

【写真説明】5人ずつのグループで子育てひろばの意義や役割を議論しながら講演する武田教授(中央)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811090132.html