絵画や写真、力作211点出品（中国新聞）
第44回柳井市美術展覧会が12日まで、同市柳井の市中央公民館で開かれている。市内や近隣の179人が美術、写真、書の３部門に出品した211点を展示している。
美術部門で市長賞に輝いた同市大屋、中学校非常勤講師中山幸子さん(52)のアクリル画「迷路」（100号）は、青基調の画面に無数の階段や人物をちりばめ、人生の苦悩を投影させた。
写真部門は徳島市で阿波踊りを撮影した柳井市新庄、農業海田博之さん(76)の「踊」、書部門は田布施町下田布施の主婦西本祥枝さん(66)の「あら佐（ざ）らむ」がそれぞれ市長賞に選ばれた。
【写真説明】静物や人物を描いた絵画など多彩な力作が並ぶ柳井市美術展覧会