庄原実業高創立100周年祝う（中国新聞）
庄原市西本町の庄原実業高で８日、創立100周年の記念式典があった。記念碑の除幕や元小結で大相撲解説者の舞の海秀平さんの記念講演、現代風に激しい動きを取り入れた「創作花田植え」の披露で、節目の年を祝った。
式典は「実業（なりわい）の道」と刻んだ記念碑（高さ２メートル、幅３メートル）の除幕式で始まった。「決してあきらめない」と題した舞の海さんの記念講演には市民ら約1000人が集まり、「あきらめたらそこで思考停止。何事も突き詰めて考えることが大切」との力強いメッセージに聞き入った。
100周年を記念して新たに制作した「創作花田植え」は、生徒約20人が初めて披露。両手を広げて走ったり、そろってジャンプを決めたりすると、観客から大きな拍手がわいた。
【写真説明】庄原実業高創立１００周年記念式典で、現代風にアレンジした創作花田植えを披露する生徒たち