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2008年11月09日(日) 15時38分

首相、全国遊説スタート 茨城で漁協関係者と懇談中国新聞

 麻生太郎首相は九日午前、茨城県ひたちなか市を訪れ、西念幸吉さいねん・こうきち茨城沿海地区漁業協同組合連合会会長ら地元漁協関係者と懇談した。同日午後には水戸市で街頭演説も行う。首相は次期衆院選へ向け全国各地での遊説を計画しており、今回がその第一弾となる。

 懇談では漁協側が漁獲量減少、後継者不足など漁業をめぐる厳しい環境を踏まえ「安定した生活が送れるような政策を考えてほしい」と要望。首相は真剣な表情でメモを取りながら聞き、「具体的な案があれば言ってほしい」と応じていた。

 首相は懇談会に続き、ひたちなか市の那珂湊魚市場も視察した。

 自民党茨城県連には首相に近い幹部がおり、過去の総裁選でも高い支持を得ていることから全国遊説1“出陣”の地に選んだとみられる。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811090249.html