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2008年11月08日(土) 02時31分

<大麻>慶大生間で売買か 逮捕の2年「学生から買った」毎日新聞

 慶応義塾大学のキャンパス内で大麻を売買したなどとして慶大生2人が逮捕された事件で、横浜市青葉区大場町の商学部2年、内田浩太郎被告(21)=大麻取締法違反(譲渡)罪で既に起訴=が神奈川県警の調べに対し、「他の慶大生から大麻を買った」と供述していることが7日、分かった。慶大生の間で大麻売買が繰り返されていた可能性があるとみて、県警は慎重に裏付け捜査を進めている。

 内田被告は、友人の経済学部1年の男子学生(20)=今月5日に懲役6月、執行猶予3年の有罪判決=に対し、慶大日吉キャンパス(横浜市港北区)内の食堂前で大麻葉片約0.84グラムを7000円で売ったとして、10月30日に起訴された。自宅への家宅捜索で大麻の吸引パイプなどが見つかり、押収されている。内田被告は「興味本位だった」などと供述。ただ、大麻の入手先は明らかにせず、追及の末、他の慶大生から購入したとの供述を始めた。

 内田被告と男子学生とは慶応高校時代の先輩後輩で、内田被告は8月まで大学のアメリカンフットボール部に所属していた。【鈴木一生、吉住遊】

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