2008年11月08日(土) 23時12分

衝突車の運転手救護せず、ひき逃げの男逮捕（産経新聞）

　酒を飲んで事故を起こし逃げたとして、警視庁八王子署は８日、自動車運転過失致死と道交法違反（酒気帯び、ひき逃げ）の疑いで、東京都八王子市元八王寺町、会社員、成沢弘幸容疑者（３５）を逮捕した。「車が大破したのに驚き、酒も飲んでいたので、怖くなって逃げた」などと供述している。

　調べでは、成沢容疑者は同日午前１時１０分ごろ、八王子市台町の市道で酒を飲んで乗用車を運転。信号機のない交差点で、左から来た乗用車と衝突したが、車を乗り捨てて逃げた疑い。衝突した乗用車に乗っていた外国人とみられる男性は、背中などを強く打ち、間もなく死亡した。

　成沢容疑者は事故の約１時間後に、職場の上司とともに高尾署に出頭。呼気からアルコールが検出された。神奈川県相模原市の居酒屋で生ビール２杯とレモンハイ１杯を飲み、帰宅途中だったという。

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