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2008年11月08日(土) 04時29分

投資名目で資金流出の疑い=数十億円規模か、解明へ−和牛商法詐欺で警視庁時事通信

 和牛預託商法の会社「ふるさと牧場」(東京都港区)による巨額詐欺事件で、出資者から集めた資金が投資名目で流出していた疑いのあることが8日、関係者の話で分かった。
 数十億円に上るとの指摘もあり、警視庁生活経済課は同社社長相田勇次容疑者(78)らを取り調べ、不透明な金の流れを解明する。
 調べによると、同社は1995年11月から昨年12月にかけ、全国の約1万4000人から計約387億円を詐取したとみられる。
 関係者の話では、複数の不動産関係の会社などに、集めた金を流用して投資。元役員らが関与しており、27億円を投資した疑いがあるという。 

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