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2008年11月07日(金) 00時00分

尾道市が防災マップ作製中国新聞

 尾道市は、災害危険個所や避難情報を記した市防災マップを初めて作った。地域の防災活動に活用してもらう目的で、10日発行の広報紙に添えて全戸配布する。

 A1判、カラー八つ折り。市中心部や瀬戸田、因島など区域ごとに9種類作った。地図上に大雨に伴う土砂災害の危険地域や、津波の浸水予想エリアを色分けし、避難所などの施設を表示。線路などと地下で交差し、豪雨時に水没する可能性がある「アンダーパス」は写真を付けて位置を紹介している。計6万4000部を印刷し、費用は約800万円。

 市はこれまで、ホームページで危険個所や避難場所などを知らせてきた。一方で、パソコンを使わない市民からは紙の媒体による情報提供を求める声が強かった。

【写真説明】尾道市が作製した防災マップ

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811070007.html