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2008年11月07日(金) 00時40分

保育ママの乳児虐待、世田谷区が傷害認め両親と和解読売新聞

 東京都世田谷区が認定した家庭福祉員(保育ママ)に預けられた乳児が虐待された事件で、乳児の両親らが同区などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審は6日、東京高裁(柳田幸三裁判長)で和解が成立した。

 和解条項によると、同区は、保育ママが乳児に傷害を与えたことを認めた上で「遺憾の意」を示し、和解金300万円を支払うとしている。和解後、乳児の父親(45)は「保育ママによる児童虐待が再発しないよう、制度を運営する自治体は十分な防止策を講じてほしい」というコメントを出した。

 1審・東京地裁は、区などに計約737万円の支払いを命じ、原告側と区側が控訴していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000001-yom-soci