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2008年11月07日(金) 00時17分

日米欧、一斉にマイナス成長=戦後初−09年IMF見通し時事通信

 【ワシントン6日時事】国際通貨基金(IMF)は6日、10月に発表した2009年の世界経済見通し(WEO)の改定を発表、日本の成長率をマイナス0.2%と、前回のプラス0.5%から大幅に下方修正したほか、米国とユーロ圏もマイナス成長に修正した。金融危機の深刻化を受け、わずか1カ月足らずでの全面的な下向き改定となった。
 また、先進国全体ではマイナス0.3%と予想されたが、IMFによると、第二次世界大戦後に先進国全体がマイナス成長に陥った年はなく、予想通りとなれば異例の事態となる。
 発表によると、米国の実質GDP(国内総生産)伸び率見通しはマイナス0.7%と、前回のプラス0.1%から下方修正。ユーロ圏は前回のプラス0.2%からマイナス0.5%に引き下げた。 

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