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2008年11月07日(金) 12時01分

野田市水道データ流用:個人情報保護条例違反容疑、社長ら2人書類送検 /千葉毎日新聞

 野田市の水道検針業務を受託した水道設備会社「野田水道センター」(本社・同市)が加入者の個人情報を利用してダイレクトメールを送付していた問題で、野田署は6日、同社の男性社長(77)と男性専務(48)の2人を市個人情報保護条例(受託者の義務)違反容疑で千葉地検松戸支部に書類送検した。
 調べでは、同社は06年4月から12月にかけ市から検針業務を受託。水道加入者約5万件のうち、約3万件の住所や氏名のデータを流用し、07年12月から08年3月にかけて、専務が経営する住宅リフォーム会社のダイレクトメールを送った疑い。
 専務は今年6月、市から同容疑で刑事告発されていた。「開設したショールームの宣伝目的に使った」などと話している。【寺田剛】

11月7日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000041-mailo-l12