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2008年11月07日(金) 16時01分

振り込め詐欺:撲滅月間の10月、被害は減少 新たな手口にご用心−−県警 /熊本毎日新聞

 県警は、振り込め詐欺撲滅月間だった10月の被害件数が14件、被害額約2000万円で、1〜9月の月平均22件・約2300万円を下回ったと発表した。キャンペーンが一定の成果を上げたが、宅配便による送金指示など新たな手口の被害も出始めており、県警はコンビニや宅配業者に協力を依頼するなどして警戒を強めている。
 期間中、金融機関に対するATM(現金自動受払機)利用者への声掛けの依頼、住民団体との防犯協力、年金支給日(15日)のATM集中警戒などを実施した。
 金融機関のATMには、前を通るとセンサーが感知し「振り込め詐欺が多発しています」などと音声で呼び掛ける等身大警官パネル「ボイスポリス」の設置も始まっている。
 県警は「被害は依然発生している。撲滅に向け、啓発活動などを続けたい」と話している。【遠山和宏】

11月7日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000266-mailo-l43