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2008年11月07日(金) 16時57分

アーバンコーポ株主ら集団提訴=報告書虚偽記載で賠償請求−東京地裁時事通信

 経営破綻(はたん)した不動産会社アーバンコーポレイション(広島市)による有価証券報告書の虚偽記載で損害を被ったとして、個人投資家ら約250人が7日、同社役員ら14人を相手取り、総額約7億7800万円の損害賠償を求める集団訴訟を東京地裁に起こした。
 訴状によると、同社は仏金融大手「BNPパリバ」を引受先とする第三者割当増資を実施。株価次第で調達額が変動する契約で、実際には92億円しか入金されなかったが、額面通りの300億円とする有価証券報告書などを6月に提出した。 

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