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2008年11月07日(金) 00時00分

診療所が開業 庄原・高野中国新聞

 広島市内の病院に勤めていた整形外科医小山晋一さん(39)と理学療法士の由佳さん(30)夫妻が6日、庄原市高野町新市に「ふる里診療所」を開業した。別の医師が隔週の週末だけ開いている診療所の名前を受け継ぎ、地域に根付いた治療を目指す。

 晋一さんは広島市、由佳さんは呉市出身。地域住民と密接にかかわった医療をしたいと5月、高野町で同診療所を開いてる呉市の内科医孫順徳さん(47)に相談した。町内には公設民営の診療所は1カ所あるが、高齢者が多いのに専門の整形外科医がいないことを知り、移住を決めた。

 診療時間は月—土曜日午前8時半—午後6時(木、土曜日の午後は休診)。孫さんも新診療所で隔週の週末に診察する。

【写真説明】「患者と同じ目線で接したい」と話す晋一さん(左)と由佳さん。白衣を着ず、普段着で診療にあたる

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811070004.html