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2008年11月07日(金) 03時58分

遼君に追い付け追い越せ中1・伊藤=湘南の「怪童」、最年少記録狙う−男子ゴルフ時事通信

 17歳の石川遼がプロ転向後のツアー初勝利を挙げた男子ゴルフ。その石川を目標とする楽しみなジュニアがいる。神奈川・湘洋中1年の伊藤誠道。「石川さんの最年少優勝記録を破る」と宣言する楽しみな逸材だ。
 一躍注目を浴びたのは地元・戸塚CCで行われたキヤノンオープン。初日は78と出遅れたが、2日目前半のインで2バーディー。アウトも7番まで4バーディーを奪ってイーブンに戻す快進撃。
 このままいけば、13歳2カ月の予選通過で、伊藤涼太(2004年、当時三重・白鳥中2年)の14歳2カ月の最年少記録を破る勢いで、にわかに注目の的となった。急きょ、カメラマンが8番(パー3)ホールに集合。これに緊張したのか、2オン3パットのダブルボギーで「快挙」に1打届かなかった。
 伊藤は、早くから「怪童」として地元では有名な存在。小学6年の昨年、神奈川オープンでベストアマ。今年もハワイ・パールオープンでアマ3位。年齢別の大会では優勝の常連だ。163センチ、56キロと小柄だが280ヤードは飛ばす。
 「距離だけなら(プロにも)追い付いていける。これからもプロの試合に出て自信を付けたい」と、物おじするところがない。
 数々の最年少記録更新のチャンスはまだ残っており、いずれ「あこがれの先輩・石川」を脅かす存在となるかもしれない。 

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