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2008年11月07日(金) 03時05分

部下の女性巡査に拳銃向け「撃つぞ」…佐賀県警の交番所長読売新聞

 佐賀県警佐賀署の交番所長を務める50歳代の男性警部補が7月と8月の2回、交番で部下の20歳代の女性巡査に拳銃を向け、「撃つぞ」などと脅していたことが分かった。

 警部補は事実関係を認めているが、2回目の後、「病気療養」を理由に佐賀市内の病院に入院している。堤哲男・首席監察官は「事情聴取しておらず、なぜ拳銃を向けたのか分からない」とし、病院で精神的な疾患の有無などを調べているとしている。

 首席監察官によると、1回目の後、県警は警部補を懲戒処分にせず、上司が口頭で注意しただけだった。女性巡査は通常通り勤務しているという。県警警務部幹部は「責任能力や事実関係をきちんと調査して(懲戒処分や逮捕事由に当たるなら)厳しく対処する」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081107-OYT1T00017.htm