記事登録
2008年11月06日(木) 09時12分

KEIKO離婚しない「共に歩む覚悟」デイリースポーツ

 詐欺容疑で4日に逮捕された音楽プロデューサー小室哲哉容疑者(49)の妻で「globe」のボーカル、KEIKO(36)が5日夜、マスコミ各社にファクスを送付。「共に歩む覚悟です」と離婚を完全に否定した。逮捕後、KEIKOがコメントを発表したのは初めて。借金地獄で金銭トラブルの渦中にある夫とともに、今後もイバラの道を進んで行く覚悟を強く表明した。
  ◇  ◇
 デイリースポーツを含め、5日付のスポーツ各紙で一斉に報じられた離婚説。中には先走り、「すでに離婚届を提出」と書いた新聞社も複数あった。都内で騒ぎを知ったKEIKOはそんな過熱報道を一刻でも早く打ち消したかったのだろう。小室容疑者の事務所「TK COM」の傘下にある所属事務所を通じて、決意表明のコメントを発表した。
 私達のこれからの人生は大変険しいものですが、共に歩む覚悟です。
 実は小室容疑者との結婚生活の解消は、少なくとも昨夏ごろから親しい関係者がKEIKOに提案していた。次々と明らかになる金銭トラブル。莫大(ばくだい)な借金。これからの人生を考え「離婚した方がいい」とアドバイスする人も少なくなかった。
 逮捕前も、ましてや逮捕後は、離婚について周囲が説得していた経緯がある。しかし、KEIKOは離婚という決断を拒み、共に乗り越えて行く道を選んだ。
 昨秋、小室容疑者の金銭トラブルに絡み、離婚という選択も視野に入れてはどうか、と話したという知人は「ラブラブで、小室さんにぞっこんだった。だから、逮捕と聞いても、離婚する気がしない」と話していた。
 今年に入り、催された芸能界の会合で小室夫妻に会ったという関係者も「KEIKOさんは小室さんのために出席者に頭を下げたり、場を盛り上げたり。とにかく献身的だった」と振り返る。
 KEIKOの決意表明ともとれる文面は「この度のような事態になることを全く想像できなかった自分自身をも、たいへん恥ずかしく思っております」とつづられ「今は、一日も早く真実が明かされる事を切に願っております」。夫をかばい、あくまで“無罪”を訴える内容だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000006-dal-ent