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2008年11月06日(木) 08時02分

KEIKO、離婚否定「共に歩む覚悟です」サンケイスポーツ

 5億円の詐欺容疑で4日に大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者(49)の妻でglobeのボーカル、KEIKO(36)が5日、所属事務所を通じて報道各社にファクスを送り、夫の逮捕後初めてコメントを発表した。「小室桂子」の署名で離婚を否定し「私達のこれからの人生は大変険しいものですが、共に歩む覚悟です」。所属事務所も離婚を否定した。

 KEIKOが内助の功に徹する強い意志を表明した。この日、所属事務所を通じて夫の逮捕後、初めてコメントを発表。

 「関係者の皆様をはじめ、多くの方々に多大なご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪し、続けて「このような事態を全く想像できなかった自分自身を恥ずかしく思っています。一日も早く真実が明かされる事を切に願っております」などとつづっている。

 また、一部で小室容疑者が逮捕された4日までに都内の区役所に離婚届を提出したと報じられたが、書面には「小室桂子」と署名を入れてキッパリと離婚を否定。「私達のこれからの人生は大変険しいものですが、共に歩む覚悟です」と、今後も妻として夫を支えていく強い意志を示した。

 この件について、所属事務所も「本人に確認しましたが、離婚はしていません」と否定した。

 現在は母、姉とともに都内に滞在しているが、最愛の夫が逮捕されたショックは大きく、食事ものどを通らない状況で憔悴しきっているという。

 関係者によると、小室容疑者は十数億円という膨大な借金の返済をKEIKOに背負わせたくないと離婚を希望しているが、彼女はかたくなに拒否しているという。

 KEIKOは平成14年11月の結婚以来、公私ともに夫を献身的に支えてきた。ある関係者によると、借金で首が回らなくなった夫を助けるために今年3月にはKCOのソロ名義で活動を開始。大手レコード会社から洋楽扱いで自身のダンスレーベルを立ち上げるプランもあったが、小室容疑者の借金取り立て話が浮上したため、すべて立ち消えになったという。金策に走り回ったが、料亭を営む大分県の実家にまで借金の催促がくるなど日に日に泥沼化。夫の逮捕という最悪の事態は防げなかった。

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