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2008年11月06日(木) 18時34分

9歳児が車を3キロ運転、祖母宅めざし…「ゲームで覚えた」読売新聞

 岐阜県大垣市内の小学3年男子児童(9)が、自宅近くの駐車場から約3キロにわたって軽乗用車を運転、同県養老町で県警養老署に保護されていたことが6日、わかった。

 事故は起こさなかったが、養老署では保護者を呼んで厳重注意した。

 同署によると、3日午前7時ごろ、同町内の県道で、「運転手が見えない車が走っている」と通行人から110番があった。駆けつけた署員が同町内のコンビニエンスストアに駐車している車を見つけ、運転席にいた児童を保護した。

 児童は自宅から約10キロ離れた同県関ヶ原町の祖母宅に行こうと、自宅の車で駐車場を出発したが、途中で迷ったという。父親が運転する様子や、コンピューターゲームで覚え、この日、初めて運転したと話した。

 同署によると、児童は身長約1メートル35。運転席の一番前に座り、ハンドルにしがみつくようにして運転していたらしい。車はAT車だった。当日は休日で、早朝だったこともあり、交通量が少なかったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000039-yom-soci