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2008年11月06日(木) 14時35分

退治のはずが、実は感染源…偽ウイルス対策ソフトが横行読売新聞

 パソコン内のウイルスを取り除く「アンチウイルスソフト」だと思ってダウンロードしたら、逆にウイルスに感染させられる−−。そんな「偽アンチウイルスソフト」が横行している。

 ウイルス対策会社などの調査で数十種類が確認され、中にはクレジットカード情報を抜き取るタイプも。独立行政法人「情報処理推進機構」(東京都文京区)に寄せられる被害相談も今年9月になって急増しており、同機構は「見た目も名前も巧妙に正規品を装っている」と注意を呼びかけ始めた。

 出回っている偽ソフトは、「アンチウイルスXP2008」「ウィン・アンチウイルス」「スパイウエア・リムーバー」など。ウイルス対策会社からの案内を装ったメールを開くと、「おすすめのソフトがあります」という記述が出て、クリックすると英語などで書かれたサイトに誘導されるタイプが多い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000028-yom-soci