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2008年11月06日(木) 13時00分

東京株、再び9000円割れ=欧米株安で3日ぶり急反落時事通信

 6日午前の東京株式市場は、米大統領選挙から一夜明けた前日の欧米市場での株価下落が嫌気され、全面安の展開となった。日経平均は3日ぶりに急反落し、終値は同541円6銭安の8980円18銭と、再び9000円を割り込んだ。
 前日発表された雇用関連などの米経済指標は市場予想を下回っており、改めて景気の悪化が意識された。このため、東京市場でも、これまで大きく値上がりしていた自動車や電機など主力株に売り注文が先行する展開となった。
 また、日経平均は前日までの6営業日で2358円(32.9%)上昇。急ピッチの株高に対する警戒感に加え、米大統領選という大イベントが終了し、目先の手掛かり材料がないことも大幅安につながった。
 東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も前日比51.07ポイント低下の915.84と3日ぶり急反落。出来高は10億5878万株、売買代金は8777億円だった。 

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