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2008年11月06日(木) 18時10分

パナソニック、医療向け10.4型モバイルPCを発表Oh! MyLife

 パナソニックは11月6日、耐衝撃・防滴仕様の医療業界向けモバイルパソコン「CF-H1」を発表した。

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 CF-H1は、耐衝撃性能に優れた同社製品の「タフブック」シリーズの技術をもとに、医療現場で頻繁に使われる消毒液などに対する耐薬品設計となっている。

 CPUには低消費電力のIntel Atom プロセッサー Z540(1.86GHz)を搭載し、約8時間の長時間駆動を可能にした。

 企画・開発を担当したAVCネットワークス社(パナソニック社内分社)の伊藤好生副社長は、東京・港区で開いた会見で、

 「高齢化に伴い、看護業務の効率化が求められている。CF−H1は看護業務の効率化と、質の高い看護サービス提供につながる製品になると確信している」

と胸を張った。

 同製品は、来年3月10日から医療関係者向けに販売される。また、今月12日から開催される医療・福祉業界向け展示会「ホスペックスジャパン2008」に出品される。市場想定価格は約26万円。

(記者:山本 宏樹)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000000-omn-sci