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2008年11月06日(木) 23時23分

心停止の乗客救命へ、新幹線にAED配備…JR東日本読売新聞

 JR東日本は6日、東北、上越、長野、山形、秋田各新幹線の全編成に、来年2月から自動体外式除細動器(AED)を配備すると発表した。

 年度内に各新幹線の131編成に各1台ずつ設置する予定で、費用は約8000万円を見込んでいる。同社では2005年以降、首都圏を中心とした181駅にAEDを設置。これまでに60回使用され、15人の蘇生(そせい)に成功した実績があるという。

 AEDは、心停止状態に陥った人に電気ショックを与えて回復させる救命装置。JR東海と西日本が東海道、山陽新幹線に導入することをすでに決めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000058-yom-soci