記事登録
2008年11月06日(木) 23時18分

日米欧、来年はマイナス成長=日本のGDP0.2%減−IMF見通し時事通信

 【ワシントン6日時事】国際通貨基金(IMF)は6日、10月に発表した2009年の世界経済見通し(WEO)を修正した。日本の成長率をマイナス0.2%と、前回のプラス0.5%から大幅に下方修正したほか、米国とユーロ圏もマイナス成長に修正した。金融危機の深刻化を受け、わずか1カ月足らずでの全面的な下向き改定となった。
 発表によると、米国の実質GDP(国内総生産)伸び率見通しはマイナス0.7%と、前回のプラス0.1%から下方修正、ユーロ圏は前回のプラス0.2%からマイナス0.5%に引き下げた。先進国全体ではマイナス0.3%と予想され、IMFによると、第二次世界大戦後に先進国全体がマイナス成長に陥ったことはないという。 

【関連ニュース】
〔終戦特集〕太平洋戦争の歴史を振り返る
〔特集・金融危機〕米国から世界に影響拡大
〔写真特集〕金融危機
〔用語解説〕「国際通貨基金(IMF)」
〔用語解説〕「沖縄戦集団自決問題」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000226-jij-int