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2008年11月06日(木) 22時09分

誤廃棄?2343人分の個人情報紛失 みなと銀行産経新聞

 みなと銀行(神戸市)は6日、顧客2343人の名前や口座番号、取引金額などの個人情報が記載された伝票の束4冊を紛失したと発表した。誤って廃棄した可能性が高いとみられ、情報が悪用された形跡はないという。

 同行によると、紛失したのは西鈴蘭台支店(神戸市北区)と岩屋支店(兵庫県淡路市)の窓口で、顧客が記入した入金や送金の伝票。本店で一括管理するため、今年10月までの間に全108支店から伝票を回収した際、両支店で平成9〜14年の間の計4日分の伝票を紛失していることが分かった。支店統合などの際に誤って廃棄した可能性が高いとしている。同行では内規に基づき伝票を10年間保存している。

 同行は「本部への集中化により今まで以上に厳正な管理を行い、再発防止に努めたい」としている。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000589-san-soci