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2008年11月06日(木) 21時28分

亀田大、KOで再起戦飾る=反則問題から1年1カ月ぶりリング−ボクシング時事通信

 昨年10月の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦で内藤大助(宮田)を相手に反則行為を繰り返し、日本ボクシングコミッション(JBC)から1年間のライセンス停止処分を受けた亀田大毅(亀田)が6日、東京・後楽園ホールで約1年1カ月ぶりの再起戦となるノンタイトル10回戦に臨み、5回1分47秒KO勝ちした。12月8日に次戦を予定している。
 相手のアンヘル・レサゴ(メキシコ)は無名選手。亀田大のブランクによる影響は推し量れなかったが、5回に左ボディーブローで2度のダウンを奪った。従来のようなふそんな態度や言動はなく、リング上で「1年間、(ファンには)申し訳ないことをした。1度負けているから大きなことは言えないけど1戦1戦、頑張っていきたい」。満員の会場からは大きな声援と拍手があった。
 同選手は5月、長兄の興毅(亀田)とともに協栄ジムとの契約を解除。8月に認可された亀田ジム所属選手として再起した。戦績は11勝(8KO)1敗。海外出張中で観戦できなかったJBCの安河内剛事務局長は出発前、「成長した姿を今後のリングで見せていく以外にない。われわれも、マイナスを転じプラスにしていかなければ進歩はない」と強調していた。 

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