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2008年11月06日(木) 21時22分

<ゴマフアザラシ>まどろむ冬の使者…北海道・稚内毎日新聞

 今年も冬の使者がやってきた。北海道稚内市の抜海(ばっかい)漁港。10月から野生のゴマフアザラシが姿を見せ始め、日本海に沈む夕日を浴びながら消波ブロックの上でまどろむ姿が愛くるしい。

 同漁港の周辺では毎年10〜4月ごろにかけてゴマフアザラシが回遊し、07年の最盛期には600頭以上が確認された。年々、増える傾向にあり、サケやタコを食べ荒らすため漁業関係者には不評だが、観光客には人気の的だ。

 稚内市は岸壁近くに観察所を設置。寒い日でもモニター越しに観察できる。【西本勝】

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