記事登録
2008年11月06日(木) 14時38分

小室容疑者、原盤権でも「二重契約」…音楽会社が告訴検討読売新聞

 音楽著作権の売却話を巡る詐欺事件で、音楽プロデューサー・小室哲哉容疑者(49)(逮捕)が昨年、音楽会社「イーミュージック」(東京都港区)と楽曲の原盤に関する権利「原盤権」を譲渡する契約を結んだのに、1か月半後、別の音楽事務所と同様の契約を締結していたことがわかった。

 新たな「二重契約」の発覚に、イーミュージック側は詐欺容疑での告訴も検討している。

 イーミュージック関係者らによると、同社は昨年8月1日、小室容疑者と「原盤制作及び譲渡に関する基本契約」を締結した。

 契約では、同社が原盤に関するすべての権利を譲り受ける代わりに、活動費などを提供する内容。契約期間は2年で、同社はこれまでに生活費を含め約1億円を肩代わりしてきたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000029-yom-soci