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2008年11月05日(水) 00時34分

「関西学院大の学生から買った」 大麻所持の同志社大生産経新聞

 自宅に大麻草を隠し持っていたとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕、起訴された同志社大商学部4年、西田千乃被告(22)が、神戸地検の調べに対し、「大麻は知人の関西学院大の学生から買った」と供述していたことが4日、分かった。

 調べでは、西田被告は平成18年夏ごろ、知人の関西学院大(兵庫県西宮市)経済学部4年の男子学生(22)=9月に自主退学=に勧められて大麻を使用。その後、この学生から6000円前後で購入していた。また、19年5月ごろからは交際相手から大麻を入手するようになり、友人らと使用を続けていたという。

 今年8月、男子学生ら友人らと使用した大麻の残りをタッパーや学習机などに保存していたところを母親が発見。家族が通報し事件が発覚した。

 男子学生は今年9月、別の窃盗、傷害罪で起訴されている。兵庫県警は、男子学生についても大麻取締法違反容疑などで今後、捜査を進める方針。

 西田被告は4日の初公判で起訴事実を認めている。

 関西学院大広報室は「事実であれば大変遺憾。学生への大麻使用の防止呼びかけも含めて対応したい」とコメントした。

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