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2008年11月05日(水) 22時21分

顧問会議WGが集中審議入り=公務員制度改革時事通信

 政府の国家公務員制度改革推進本部顧問会議の下に置かれたワーキンググループ(WG)の会合が5日、都内で開かれた。各府省の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」の具体像について集中的に討議し、13日までに一定の結論を目指す。甘利明行政改革担当相は冒頭のあいさつで、「全部完ぺきに(内閣人事局を)つくるには時間がかかるが、最低限必要な議論は詰めてほしい」と要請した。
 会合では、幹部の公募をめぐって「民間から入った人を受け入れる土壌がないといけない」などと円滑な官民交流を求める意見が出たほか、首相の政策立案を補佐する「国家戦略スタッフ」に関しては「出身官庁の利益を切り離すことが重要だ」との指摘があった。 

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