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2008年11月05日(水) 20時06分

千葉・船橋の小学校でもグーグルマップに児童の情報流出産経新聞

 千葉県船橋市教育委員会は5日、市立習志野台第一小学校(同市習志野台)の男性教諭(26)が昨年4月、インターネット検察大手「グーグル」の地図作製サービス(グーグルマップ)に書き込んだ3年生(当時)15人の氏名と自宅位置などの情報が約1年半、誰でも閲覧可能な状態になっていたと発表した。

 グーグルマップをめぐっては同県君津市の中学校でも、教諭の不注意から生徒24人の氏名や自宅位置が約1年半もネット上で公開状態になっていたことが分かったばかり。

 船橋市教委によると、当時3年の学級担任をしていた男性教諭が家庭訪問用の地図を作ろうと、自宅のパソコンで児童の自宅位置などを書き入れた学区内の地図を作製。そのまま画面を閉じたため、地図がネット上で公開された。これまでに30件超のアクセスがあったが、個人情報の悪用は確認されていない。

 今月4日夜に東京都内の男性から同小に電話で連絡があり発覚。学校側が削除した。

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