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2008年11月05日(水) 12時28分

公明幹事長、前空幕長の定年退職を問題視=自民・大島氏も「すっきりしない」時事通信

 公明党の北側一雄幹事長は5日午前の与党幹事長・国対委員長らの会談で、日本の過去の戦争を正当化する論文を書いて更迭された田母神俊雄前航空幕僚長を防衛省が定年退職としたことについて、「あのまま退職金を渡していいのか。退職という格好になっているが、懲戒免職でなくていいのか」と述べ、同省の対応に疑問を呈した。
 政府・与党幹部で、田母神氏を退職扱いとした防衛省の判断を批判したのは北側氏が初めて。この後、自民党の大島理森国対委員長も国会内で開かれた党正副国対委員長会議で、「前空幕長の退職金の問題は、国民感情としてやっぱりすっきりしないところもある」と同様の考えを示した。 

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