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2008年11月05日(水) 13時16分

<大麻所持>慶大生に有罪判決 横浜地裁支部初公判毎日新聞

 自宅で乾燥大麻を所持したとして大麻取締法違反の罪に問われた東京都台東区浅草の慶応義塾大学経済学部1年、中村友士郎被告(20)に対し、横浜地裁川崎支部は5日、懲役6月、執行猶予3年(求刑・懲役6月)を言い渡した。加登屋健治裁判官は「私学の雄の社会的権威と信頼に打撃を与えた」と述べた。

 判決によると、中村被告は10月1日、自宅で乾燥大麻0.84グラムを所持した。この日の初公判で、中村被告が起訴事実を認めたため、即決裁判手続きが採用された。

 この事件では、慶応大日吉キャンパス内で7月、中村被告に大麻を売ったとして、商学部2年の内田浩太郎被告(21)=横浜市青葉区大場町=が神奈川県警に逮捕され、同法違反(譲渡)罪で起訴されている。【中島和哉】

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