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2008年11月04日(火) 00時03分

良縁呼ぶキツネ行列、旧山陽道1キロ練り歩き…山口・下松読売新聞

 山口県下松市の花岡福徳稲荷社で3日、恒例のキツネの嫁入り行列があり、キツネの面をつけるなどした約600人が旧山陽道を約1キロ練り歩いた。

 稲荷社は法静寺の境内にあり、江戸時代に住職が夢枕に立った白ギツネの老夫婦から頼まれ、手厚く供養すると、なくしていた数珠が出てきたという。

 この言い伝えにちなみ、1950年から行列が始まった。主役は人力車に乗った新郎新婦で、新婦役の女性は良縁に恵まれると言われている。「親族」役の住民らもキツネの面をかぶって同行した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081103-00000039-yom-soci