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2008年11月04日(火) 13時12分

覚せい剤密売「広告」を放置、サイト開設者を再逮捕読売新聞

 自分が開設したインターネットのサイトに覚せい剤の密売広告を掲載させたとして、警視庁は4日、神奈川県綾瀬市吉岡東、無職浜田浩一被告(39)(大麻取締法違反罪で起訴)を覚せい剤取締法(広告制限)違反容疑で再逮捕したと発表した。

 ネット上には、覚せい剤を「氷」や「S」などの隠語に言い換えて売買を呼びかける書き込みが急増しているが、同庁ではこれらも広告にあたると判断。同法では、医薬関係者以外を対象とした広告の掲載を禁じており、書き込みを放置していた開設者に同法違反を適用した。

 発表によると、浜田被告は今年2〜5月、「薬物売買掲示板」というサイトに、「S結晶、上質、0・25グラム=12000」などと密売人に書き込ませた疑い。同庁幹部によると、浜田被告は2006年9月にサイトを開設し、覚せい剤などの広告3000件以上を掲載させていたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000018-yom-soci